一昨年に初めての書籍を出してから世の中が大きく変化し、今はAIが恐ろしく流ちょうに文章を生成したり絵を出力したりしてくる。
なんでも、その学習元がネットに上がっている文章だったりイラストだったりするそうで、我々がネット上で知識なり技術なりを出したものを喰ってAIが日々成長しているらしい。
んで、そのAIを使った文章やイラストで報酬を得ている層が出ているとのこと。
この先、AIがどういう使われ方をしていくかはわからないが、我々の仕事の一部分、または大部分がAIに取って代わるだろうとは言われている。
だがしかし、そんな世の中のためにこっちはネットに文章をアップしているわけではないし、資料を読んでうんうんものを考えているわけでもない。
大雑把に言えば、AIに喰わせるネタはねえってことだ。
というわけで、今後のことも考えて、サイトに公開していた一部記事(大部分だけど)を非公開にしました。
今後こちらで書く記事も、新刊でましたとか、今忙しいですとか、暇になりましたとか、落語会やってますとか行ってきましたとか、どこそこのご飯が美味しかったですとか、そんな話題になるかと思われます。
ウェブメディアで執筆したものは、原稿料いただいているのでそのままです。
原稿料いただいて執筆するウェブメディアへの執筆は、紙媒体も合わせて今後も続けてまいります。
このサイトでの情報公開は、今後は積極的に行わない、ということです。ご時世も鑑みてご了承ください。
落語の蘊蓄とか歴史とか裏話的なものに関しては
「落語家の女房が語る落語案内帖」(笠間書院)
「イチから知りたい 日本のすごい伝統文化 絵で見て楽しい!はじめての落語」(すばる舎)
演芸・芸能でみる江戸の怪異考察は
「江戸の怪談がいかにして歌舞伎や落語の名作となったか」(笠間書院)
に、これまでのブログの記事も含めて書いたのでそちらを参照いただきたく、お願いします。電子書籍もあります。
江戸の職業、芸能・文化のビジネス寄りの考察は、現在2冊ほど執筆中です。発売となったらこちらで紹介します。
本日は、ここまで。