執筆の進捗状況
ここ最近、6月出版(多分)の書籍に知識の全てをつぎ込んでいたので、ここに書けるものが何ひとつなかった。そして今もない。今入れている知識は別のところで連載開始だし、落語布教本は学童向けに企画段階に入っている。 執筆予定のい...
ここ最近、6月出版(多分)の書籍に知識の全てをつぎ込んでいたので、ここに書けるものが何ひとつなかった。そして今もない。今入れている知識は別のところで連載開始だし、落語布教本は学童向けに企画段階に入っている。 執筆予定のい...
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 というわけで、年が明けてしまった。原稿が書けていない。5日納品の原稿がわんさとある。休み中に絶対に書いておけよ、と言い残しサラリーマンは正月休みに入ってい...
大晦日と言っても、子どもたちは独立してめいめいに過ごしているし、私は年中原稿に追われているし、楽松は正月から寄席だしで、うちにとって大晦日は、過ぎ行く日々の中の1日である。 正月は、寄席ではみなさん飲んだくれていて、贔屓...
業務委託先の仕事がどうにかなりそうなので、ほっとした途端疲れが出て、金曜日から土曜日の間、寝呆けた。24日と25日、つまりイブとクリスマス当日は寝て過ごしたことになる。夜更け過ぎにどうにもなることなく、起きたら寒い26日...
前回、骨董に気が憑く話から明暦の大火の怪異について書いたので、今回は江戸の大火に散った少女・お七の話を掘り下げようと思う。
付喪神はモノにつく物の怪らしいのだけど、モノが妖怪に変化するといったこともあるらしい。骨董の類には魑魅魍魎が宿るらしく、さて、それは物の怪か、人の欲か。
大河ドラマ「青天を衝け」に加え、2024年度には新紙幣の顔になることもあり、日本国中が渋沢栄一フィーバーである。 大河になるという前に東京商工会議所で記者の仕事をしたのだが、会頭が渋沢栄一の資料をみながら逸話を教えてくだ...
現代に継承されている古典落語が、江戸をつい一昔としていた噺家たちがどのような言葉を使い、現代に至るまでに何がどう変化してきたのか。この謎を解くひとつの資料として、落語速記がある。
戦後から昭和30年代に出版された落語速記本には、編著として今村信雄氏が関わっているものが多い。今村信雄氏は速記者であり落語研究家だ。昭和初期から戦後、多くの噺家たちと親しく交流し、東京落語の理念を追求する明治38年発足の...