落語国の怪談噺
寄席や独演会も、夏になると決まってかけられるのが怪談噺である。 怪談は、江戸時代中期頃から流行し、後期にはエンターテイメントという罰当たりなものになっていた。明治に入ると御一新の世論が賑やかになり、現代風ではない、迷信に...
寄席や独演会も、夏になると決まってかけられるのが怪談噺である。 怪談は、江戸時代中期頃から流行し、後期にはエンターテイメントという罰当たりなものになっていた。明治に入ると御一新の世論が賑やかになり、現代風ではない、迷信に...
カウンターの中にある座敷には座布団がひとつ。出囃子が鳴って噺家が上がり、正面を切ったその瞬間、飲み客たちはその高座に引き込まれた。 ビジネスマンの街、新橋。創業昭和45年の老舗「北海道料理炉ばた」では、毎週火曜日と土曜日...
浴衣をまだ畳んでもいないのに秋深し。空気が冷たくなり、すっかり着物は袷と衣替え。 汗の心配をしなくても良い秋冬は、着物でお出かけがしやすく、寄席や落語会にも浴衣か着物かなど悩まずに済む季節です。 しかし、ここで悩むのが「...
「世の中の伝統芸能従事者とファンに喧嘩売っとんのか」と思ったのが、西野精治先生という偉い先生が書いた「スタンフォード式最高の睡眠」という本。ベストセラーなんだそうです。そこに、「落語はモノトナス(単調な状態)」であり「寝...
落語を「大人のたしなみ」として聴き始める方も多いようです。最近ではいろいろなメディアで落語が話題になり、国民放送はもとより漫画やイケメン俳優まで落語推しで、もしかしたら何かの陰謀ではないかとすら感じる今日この頃です。 と...
47都道府県に伝わる民話に関して企みを進めている。もともと書こうと思っていたものであるが、忙しさにかまけて手につけられずにいた。資料がなかったこともある。 ある師匠に「探してるんですよねー」と話したら、嬉々として「Hな昔...
その昔の寄席は「悪場所」と言われ、女性が一人では行けない怪しい場所でありました。 そんなこともあり、酔っ払ったおっさんしかいないイメージが未だに残っていますが、今では女性同士も訪れるナウでヤングなスポットに変わりつつあり...
ちょっとTwitterで盛り上がった、とある落語家さんに対する某市の対応がひどいという話がありました。 主題は、断られたからって『もうお前頼まないように全員に言っといたからな』って脅すのはひどくね?というものだったのです...
美術品には業が宿るって言いますが、その業の正体ってなんなんでしょうか。 いやあれはあかん。まじであかんよ。
幽霊画を見て落語のネタを仕入れて、曜変天目茶碗をみて度肝を抜かれて参りました。