クリスマスの次の日

業務委託先の仕事がどうにかなりそうなので、ほっとした途端疲れが出て、金曜日から土曜日の間、寝呆けた。24日と25日、つまりイブとクリスマス当日は寝て過ごしたことになる。夜更け過ぎにどうにもなることなく、起きたら寒い26日未明だった。年を取るとこんなものである。

今日は、論文を何本か読んで見出しを作成した。年内に上げなくてはならない仕事を明日で終わらせねばならぬ。しかし、明日は夕方に打ち合わせ的な予定が入っている。どうにもうまく事が進まない。

隣家の大家さんと仲良くなって、家の安い買い方を伝授してもらった。
しかし、北海道に実家があるし楽松の方は郷里に家が2軒もある。

しばらくは、少なくとも10年は、私も楽松も東京で仕事をせねばならんだろう。江戸落語家だし、私も執筆業となると都内に近い方が有利だ。出版社の99%は東京にある。資料を入手するにも、思い立ったらすぐに生の芸能に触れることができることは大きい。
寄席や歌舞伎座、国会図書館に思い立ったら行けるという特権は、やはり捨てがたい。

そう考えると、東京で家を持っていた方がよいだろうかとも思う。
大量の資料の置き場所も考えねばならぬ。
芸能のレコードやらカセットやらも保存を考えねばならぬ。

私は、実家との様々な事情により親とは縁薄く帰ることができない。
そう決意して北海道から出て30年経っているのだが、メンタル的にどうにかなるものかとあの頃少し心配していたが、心配してたメンタル的なものは特にないまま50歳を過ぎ(実家は妹がどうにかするだろし)、喫緊の課題は、芸能や執筆の資料の置き場所をどうにかせねばならん問題だった。

年を取るということは、そんなものかもしれない。
今日もうちの本棚は密に充ちている。